キズがきれいに早く治る絆創膏「BAND-AID キズパワーパッド」が剥がれてしまう時は、正しい貼り方ができていないことがほとんどです。
キズパワーパッドのすごいところは、傷を保護してくれるので痛みがほぼなくなることです。
普通のバンドエイドなどは貼っていても、傷の部分がズキズキと痛いですが傷パワーパッドは貼るだけで痛みもなくなる優れものです。
ただ高いのでできれば、剥がれないように長持ちしさせたいと思いますよね!
そこでこの記事では、キズパワーパッドの正しい貼り方と剥がれる時の対処法、剥がれにくくするグッズを紹介します。
家に常備しておくと安心!
キズパーパットの正しい貼り方
レバーパッドの正しい貼り方は公式サイトに書かれていますが、長くて読むのが大変なのでここからは要点だけをまとめます。
1.傷口に入った異物やバイ菌をしっかり水道水で洗い流す
まず傷口をしっかり水道水で洗浄します。
洗浄が不十分な場合、キズ口に残ったゴミなどの異物がバイ菌の増殖源となり、感染や化膿につながります。砂などが入り込んで水で洗い流しても取れないときには、医師の診療を受けてください。
2.しっかり止血する
血液がキズ口ににじむ程度であれば、キズパワーパッドが吸収するので、そのまま入ります。
ただし、多量の出血でキズ口の周りが濡れている状態では、製品がきちんと密着しない可能性があります。
ある程度血が止まったことを確認してから使用してください。2~3分たっても出血が止まらない場合は、医師の診察をうけてください。
キズパワーパッドが剥がれない密着させる貼り方
1.キズパワーパッを1分間、両手で温める
キズやキズ口の周りへの違和感をやわらげ、粘着力を高めるために、貼る前に、キズパワーパッを1分間、両手で温めてから貼ると剥がれにくくなります。
2.貼った後に1分間手で温める
キズ口にキズパワーパッを当てたときに、自分の手で軽く押さえながら再び1分ほど温めます。
こうして押さえながらキズパワーパッを温めることで、粘着力を増し、キズパワーパッと皮膚をより確実に密着させることができます。
3.関節部分に貼る時は曲げた状態で貼る
ひじ・ひざに貼付するときは曲げた状態で貼るときれいに貼れます。また、端がしっかり皮膚に粘着していることを確認してください。
正しくキズパーパッドを貼れば、早くきれいに痛みなく傷を治すことができます。
キズパワーパッドが剥がれやすいのはなぜ?
キズパワーパッドを貼る前に、消毒液や軟膏などのクリーム状のものを使うと剥がれやすくなります。
キズパーパッドを貼る時は、水道水で洗うだけで大丈夫です。消毒薬やクリーム状の薬などは塗らないようにしましょう!
消毒液を塗らなくて良い理由は公式サイトに以下のように書かれています。
「消毒剤の中には、刺激が強く、キズが治る上で必要な細胞組織を破壊し、治りを遅らせてしまうものもあります。したがって、キズパワーパッド™の使用にあたっては、消毒液・ヨードチンキなどの消毒剤を使用するかわりに、水道水で異物やバイ菌を十分に洗い流してください。消毒液・ヨードチンキなどの消毒剤を使用した場合は、水道水で洗い流してから、キズパワーパッド™を貼ってください。」
キズパーパッドを貼る前に消毒液や薬などを塗るのは控えましょう。
傷に合ったキズパワーパットを選ぶ
キズパワーパッドはいろいろな形状のものがあるので、傷の大きさや貼る部位に合わせて購入するといいですね。
我が家では傷パワーパッドは貼れるように常備してあります。
やけどの後も綺麗に治りました、また新しい靴を履く時は靴擦れしやすいのでキズパワーパッドを持って出かけると安心です。
キズパワーパッドは何日で交換する?張りっぱなしで大丈夫?替え時は?
キズパワーパットを貼る前に、キズ口を水道水などで十分洗浄して、バイ菌の増殖源になる異物や感染をおこすバイ菌がきれいに取り除かれていれば、貼ったままにしても問題ありません。
ただし滲出液の量・運動量・行動によって個人差があるので、最低2、3日に1度はキズパワーパッをはがしてキズとキズの周囲をよく洗い、新しいものに貼り替えてください。
公式サイトには上記のように2~3日に1度は、新しいものに張り替えてくださいとあります。
また、公式サイトのQ&Aには以下のようにも書かれています。
最低2、3日に1回はキズを観察し、感染を示す症状(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛みが続いたり、膿を持っていたり、熱や腫れなどの異常)がないことをはがして確認した後に、貼り替えてください。
もし感染の症状が認められた場合は、直ちに使用を中止し、医師にご相談ください。
また、端がはがれてきたり、キズ口から出てくる体液(滲出液)が多すぎて白いふくらみが製品の端まで達したりしたときには、キズ口を密閉することができず、水やバイ菌などの侵入を防げなくなり、感染や化膿する恐れがでてくるので、新しいものに貼り替えてください。
貼り替えの際には、必ず水道水でしっかりキズを洗浄してください。
キズパワーパッドは、湿潤環境下療法のできる絆創膏なので、私は基本的に剥がれるまで剥がしません。
浸出液などの体液が多い場合は、傷パワーパッドが膨らんで剥がれてしまいます。剥がれたら貼り直すを繰り返して治していきます。
キズパーパッドを貼り直す時のやり方
傷口を水道水で洗ってから、もう一度キズパワーパッドを貼ります。
キズパワーパッドは皮膚の代わりだと認識するとわかりやすいです。カサブタが剥がれた直後のピンクの部分は皮膚が無い状態です。キズパワーパッドで粘膜を保護しましょう。
湿潤環境下療法といって、傷は湿り気がある状態だと回復が早くなります。キズパワーパッドは適度に患部の湿り気を維持して治していきます。
キズパーパッドを張り替える時は、傷の患部の状態をよく観察するようにしましょう。
私はこれまでひどい火傷や靴擦れもキズパーパットで治りましたが、何か異常を感じたら医者にかかることをおすすめします。
キズパワーパッドを剥がれにくくするコツと裏技
キズパワーパッドが剥がれないように上から固定するテープを貼ると多少剥がれにくくなります。
テープの場合は、通気性の高いものを貼らないとかぶれてしまうことがあるので注意です!
そこで、かぶれにくい製品として、関節部分などの動く部分は、ダイソーの「くっつく伸縮包帯」で固定するのがおすすめです。
「自着包帯」といわれる包帯です。テープ類と違って包帯などで通気性があり、蒸れにくいのが特徴です。
100円で買えるので試す価値はありますよ。
傷パッドが剥がれてしまう時の対処法まとめ
キズパワーパッドが剥がれてしまう場合の対処法についてまとめました。
ポイントとしては
- キズパワーパッドを貼る前に水道水でよく洗う
- キズパワーパッドを1分間両手で温める
- 貼った後に1分間手で温める
- 関節部分は曲げた状態で貼る
- 浸出液が出ている時は治っている証拠
- くっつく包帯で保護するのも手
キズパワーパッドのすごいところは、傷を保護してくれるので痛みがほぼなくなることです。
普通のバンドエイドなどは貼っていても、傷の部分がズキズキと痛いですが傷パワーパッドは貼るだけで痛みもなくなる優れものです。
値段が高いのがたまに傷ですが、傷自体も本当に綺麗に治るのでおすすめです。
キズパーパットを正しく貼ることで、長持ちさせて早く完治させましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。