ダイソー化粧品は危険でやばい？肌に悪いとの噂やなぜ安いのか調査！と題して女性の必需品でもあるメイク道具、ダイソーの化粧品は危険なのかを深掘りします。
最近のメイク道具の種類って、本当にたくさんありますよね。また、色々集めていると、いつの間にか出費がかさんでしまったり…
そのため、メイク道具を安く抑えようとしたとき、100円ショップのメイク道具はどうなんだろうと思う方もいるのではないでしょうか。
特にダイソーのメイク道具って本当に種類が豊富ですよね。
ですが、税込み110円とあまりにも安いので、ダイソーの化粧品って危険では？肌に悪いのでは？と思う方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はダイソーの化粧品は安全なのか、肌への悪影響はあるのかについて調査しました。
ダイソーの化粧品が危険でやばい噂はホント？
ダイソーの化粧品が危険でやばいという噂は本当なのでしょうか？
結論から言うと、ダイソーの化粧品は危険ではありません。
日本の薬機法をクリアしているから大丈夫といえます！
日本で化粧品を販売するためには、薬機法をクリアする必要があるのですが、ダイソーの化粧品も基準はクリアしているので安全性は問題ないです。
また、ブランド物の化粧品よりも広告費や研究費、人件費があまりかからないため安く抑えられているという点もあります。
しかし、ダイソーの化粧品は過去に有害物質が検出された事例もあるので、マイナスイメージがついてしまった可能性もありますが、大半のダイソーの化粧品は安心して使ってよいと言えます。
日本では薬機法をクリアしていないと販売できない
先ほども述べたように、日本では化粧品を販売するためには「薬機法」という厳しい基準をクリアしなければならないという法律があります。
以前は「薬事法」と言われていましたが、現在は「薬機法」と名前が変わりました。
薬機法とは、以下のチェックを行っています。
- 化粧品の広告表現が過大広告ではないか
- NGワード(最高級や最高峰などの最大級を表現する言葉はNGなど)が入っていないか
- 成分表示に間違いがないか
- 商品そのものに違法性やリスクはないか
一つ一つの基準もとても厳しいため、販売して店頭に並んでいるということは、そのすべてをクリアしたということなので、ダイソーの化粧品の安全性は問題ないと言えます。
ダイソーの化粧品がやばいと言われる理由
基本的にダイソーの化粧品はやばくて肌に悪いということはありません。
ではどうしてダイソーの化粧品がやばいと噂されているのでしょうか？
実はダイソーでは2回、化粧品を自主回収したことがあります。
1回目は、2015年に「エスポルール」というマニキュアの一部に発がん性物質が検出され、全商品を回収したことがあります。
当時は、安くて発色の良いマニキュアで人気商品だったため、ショックを受けた消費者も多かったそうです。
2回目は2018年に成分表示に誤りがあり、ダイソーコスメの75商品を自主回収しました。
その中には、人気商品でもあった「ハナタカパウダー」も含まれていたので、こちらもショックの声が多かったようです。
このように自主回収がきっかけとなって、100円ショップダイソーの化粧品に対して、やばいのでは？肌に悪いのではと疑う声が多くなってしまいました。
有名メーカーの化粧品なら安心なわけではない
値段の高い有名メーカーの化粧品なら安心というわけでもありません。
衝撃的なところではカネボウの白斑事件が思い出されます。
2013年5月に起きたカネボウの白斑事件は、当時みなさんもニュースでよく見かけていたと思います。
カネボウと言えば国内シェア第3位の大手化粧品会社です。
そのカネボウが厚生労働省から許可を得た美白成分を配合した、美白化粧品を発売しました。
しかし、その美白化粧品を使用した消費者から、肌がまだらに白くなった(白斑)と問い合わせが殺到したそうです。
白斑の被害にあった方は19607人と、とても多くの方が被害にあわれました。
多くの方はその化粧水をやめると、半年ほどで完治したそうですが、10年近くたった今でも完治していない方もいるそうです。
ダイソーの化粧品は安すぎるため、名の知れたブランドの化粧品が安心という方も多いのではないでしょうか。
しかし、大手の化粧品会社だからと言って絶対に安心というわけではないようです。
ダイソー化粧品は肌に悪いの？
ダイソーなどの100円ショップの化粧品は、安いから肌に合わないのではと思う方も多いかと思います。
しかし、100均のダイソーの化粧品もドラッグストアに並んでいるコスメやデパコスと同じ基準をクリアしているため、どの化粧品も同等の安全性があると言えます。
ダイソーの化粧品は美白やシミ取りなど、大手化粧品と同等の効果を期待することは出来ないかもしれませんが安い分、多くの人に合う原料を使用しています。
一般的な人の肌質にも合うように作られていますが、必ずしも肌トラブルが起こらないかと言われれば、そうではないので注意が必要です。
読み進めていただくと、パッチテストの仕方などもお伝えしています。
ダイソーの化粧品はなぜ安いの？
ダイソーの安全性については問題がないことがわかりましたが、なぜダイソーの化粧品は安いのかとても不思議ですよね。
次に、ダイソーがなぜ安く化粧品を販売できるのか解説していきます。
ダイソーの化粧品が安い理由①原材料費が安い
ダイソーのコスメは基本的に多くの肌質に合うように作られていて、出来るだけ安い原材料を使っています。
安全性が認められた原料の中でも、ランクがあり、ダイソーではその原料の一番ランクが低いものが使用されています。
その原料のランクが高いほど、高価になりますし、低ければ安価になります。
デパコスや大手の化粧品会社では、高いランクで原料にこだわって作られている。研究費もかかってしまい、高価な化粧品になります。
ダイソーは、その手間を出来るだけ省いて、最低限の原料のみを使用するため安く購入することができるのです。
ダイソーの化粧品が安い理由②広告宣伝をしていない
考えてみると、ダイソーのCMって見たことがないですよね。
ダイソーを含めた100円ショップは広告を一切出していないんです。
確かに100円ショップなので安売りのチラシなども必要ないですし、何よりダイソーは100円ショップとしての知名度もあるため広告は必要ないのです。
また、広告をするにも、広告費がかかります。
CMを流すための費用もかなりかかりますし、広告に使用する女優さんや俳優さんの出演料や撮影コストを考えると多額の費用が必要になります。
この広告費がなくなることで、商品を安くすることができるのです。
ダイソー化粧品で失敗しないコツは3つ！
ダイソーの化粧品は安いので気軽に試せるのがメリットではありますが、やはり出来るだけ失敗を減らして選びたいですよね。
そこで、いくつかダイソーの化粧品で失敗しないためのコツをお伝えします。
1．パッチテストをする
自分の肌に合うかどうかは、パッチテストをして肌に痛みや赤みが出ないか確認してから使用すると安心です。
パッチテストの手順
- お風呂上りなど体が清潔な状態で行います
- 二の腕の内側や首の後ろなど皮膚が薄めなところに化粧品を塗ります
- その上に絆創膏を貼ります
- 24時間後に絆創膏をはがして皮膚に赤みや痛みがないか確認します
- 異常がなければ、顔に塗って確認します(2ヶ所で確認した方が安心です)
パッチテストで問題なければ、肌に異常がでる可能性は低いと言えます。
少し手間はかかりますが、最初から合わない化粧品を肌に塗って顔が腫れてしまったりしたらショックですよね。
少しでも心配だと思ったらパッチテストをするといいでしょう。
肌質が弱い方や化粧品でアレルギーを起こしやすい方はパッチテストを行うようにしましょう！
2．日本製製品を選ぶ
ダイソーでは日本製とベトナムなどから作られた海外製の二つに分れています。
海外製だから絶対に良くないというわけではないですが、以前にも海外製のダイソー化粧品が自主回収されたこともあるため、やはり日本製ですと安心かもしれません。
3．肌が弱い方は基礎化粧品は避ける
多くの方の肌に合う成分で作られているダイソー化粧品ですが、肌が弱い方は心配かと思います。
特に基礎化粧品は、顔の肌全体に塗るものですし、もし合わなかった場合、腫れや痛みが強まる可能性があるため避けた方が良いでしょう。
肌に直接つける基礎化粧品を安く抑えたい場合は、ちふれやセザンヌがおすすめです。
出来るだけプチプラのものを使用する場合は、ちふれの下地(770円)やセザンヌの下地(660円)メディアの下地(700円くらい)を使うと安心かと思います。
おすすめはダイソーのポイントメイク用品
ダイソーのコスメは、少ない原料で作られているため、カバー力などの機能性が求められるベースメイクは不向きです。
しかし、ハイライトやアイシャドウや、つけまつげなどのポイントメイクにはピッタリです。
SNSなどの口コミでも高評価なのはポイントメイクが多いです。
基礎化粧品やベースメイクなどは、自分に合った保湿や美白、カバー力のあるものを他のブランドから選ぶ。
アイシャドウやリップなどはダイソーで使うことで、かなり金額は抑えてメイクを楽しめるかと思います。
ダイソーで人気のコスメ「coouシリーズ」のおすすめは？
パッケージが韓国コスメっぽいと好評であり、100均とは思えないクオリティとして話題のcoouシリーズから3つご紹介します。
1つ目はクッションファンデは330円とお値段もかなり安く、カバー力や持続性は劣ってしまいますが、肌馴染みも良く、仕上がりが綺麗なので人気がある商品です。
2つ目にカラーバリエーションが豊富だと話題のアイシャドウパレットは11色で、110円です。
またこのアイシャドウパレットは4種類あり、全種コンプリートしても440円なので、全種類集める方も多いようです。
3つ目にコンシーラーはサラサラとして塗りやすく、仕上がりも自然でヨレたりすることもありません。
しかし、カバー力は少し劣ってしまうため頑固なクマやシミをカバーするのは難しそうです。
また、大人気すぎて発売当初は購入困難になったこともあるUR GLAMのアイブロウパウダーもおすすめです。
発色も良く、3色入りなのでグラデーションをきれいに作れるため、ふんわりした眉毛が作れます。
一番薄い色を使えばノーズシャドウにもなりますよ！
最後にWHY NOT SPINNSのリップティントは発色がよく、ムラになりにくいのが特徴です。
口元にアクセントがあるととても素敵ですし、唇の色も体調などによって変化しやすいので、発色の良くて落ちにくいティントを使うと安心ですね。
塗った後は、乾燥しやすいのでリップで保湿すると綺麗に見えますよ。
ダイソー化粧品の危険性 まとめ
ダイソーのコスメは安いからといって、危険ではないということがわかりましたね。
デパコスやブランドものの化粧品と同じ、厳しい審査をクリアしているので、安心して使って良いと思います。
ですが、肌質などによっては合わない場合があるので、安全だからといって全てをダイソーコスメにするのではなく、アイシャドウやリップなど、一部を使用して楽しむのが良いと思います。
基本的には100円で購入できるので、色々なメイク道具を試せるのがダイソーの化粧品の魅力！
100均のダイソーをうまく利用してメイクを楽しむと良いですね。
