無料で多数の漫画が見れるということで大人気の「漫画ロウ」。
著作権の許可を得ることなく運営しているサイトであり、世間を賑わせた「漫画村」と同じ違法サイトに分類されます。
そんな漫画ロウは摘発を避けるためなのか、サイトの閉鎖と復活を繰り返している状況となっています。
今回は漫画ロウがいつ閉鎖したのか?そして復活する日は来るのか?
漫画ロウの代わりとなる似たサイトはどのようなものがあるのかについてご紹介します。
漫画ロウ(Raw)の復活は?いつ閉鎖した?
漫画ロウは2022年2月頃から、いつも使用しているユーザーからサイトが見れない又はサイト自体が消えたとの報告が出てきます。
それ以前はアクセス数の増加やちょっとしたトラブルによって、サイトが開けなかったり重かったりすることは度々ありました。
しかし、サイトが全く見れないといった状況になることは殆どありませんでした。
元々違法サイトであるため、漫画村同様に閉鎖に追い込まれたのではないかとの噂が当時は広がっていました。
結果としてこの時は完全に閉鎖したわけではなく、すぐに復活したのですが、その後は閉鎖と復活を繰り返すようになります。
著作権法的にアウトな漫画を数多く配信しており、いつ閉鎖してもおかしくないとユーザーは思っていましたが、遂にその時が訪れます。
2023年5月に漫画ロウのURLが消去されてしまい、全く見ることができなくなりました。
漫画ロウ(Raw)の閉鎖にSNSの反応は?
漫画ロウ終わったのか
— u-shin (@ushin01124530) February 2, 2022
あー漫画ロウ閉鎖したおわたん
— ほなまたァ (@Ganjaman_raki) February 1, 2022
漫画ロウ(Raw)の閉鎖!復活の可能性は?
今後復活する可能性はゼロではありませんが、限りなく復活の可能性は低そうです。
ここまで紹介した通り漫画ロウは漫画家や出版社の許可を得ずに漫画を配信している違法サイトです。
日本の出版社である、集英社・講談社・小学館・KADOKAWAなどが、漫画ロウの運営者をサポートしているアメリカ企業を提訴したとの情報も出ています。
漫画の海賊版サイトのデータを配信して出版社の著作権を侵害しているとして講談社、集英社、小学館、KADOKAWAが米国IT企業「クラウドフレア」に約4億円の損害賠償などを求める訴えを来月初旬にも東京地裁に起こす方針を固めた。関係者への取材でわかった。
出典元:朝日新聞デジタル
漫画Raw(マンガロウ)を運営しているのは米国のIT企業である「クラウドフレア」でマンガを掲載されていた日本を代表する出版社4社が損害賠償を求める裁判を起こすとのこと。
仮に復活したとしても、すぐに閉鎖する可能性は高いと言えるでしょう。
漫画ロウの代わりの似たサイトはある?
漫画ロウと同じように日本の漫画を無料で数多く閲覧できるサイトは存在します。
いくつか例を挙げると、「13DL.NET」「Rawdevert」「SakuraManga」などがあります。
いずれも無料で日本の漫画を見ることが可能な違法サイトです。
そのため、これまで漫画ロウで漫画を見ていた方が、漫画ロウの代わりとしてこれらのサイトを使っています。
違法漫画サイトはウィルスに感染のリスクが!
漫画が読める違法サイトは日本のサーバーではなく、海外のサーバーで運営されているのが殆どです。
運営者も不明確で、日本国内の正式な漫画配信サイトと比較して安全性は皆無と言っていいでしょう。
これらのサイトを使用するのは、かなりの危険性を伴います。その代表格が「ウイルス感染」です。
違法サイトはウイルスが至る所に仕掛けられており、知らない間にウイルスに感染してしまいます 。
セキュリティソフトを導入していてもウイルス感染を100%防ぐことはできないため、サイトの利用には相応のリスクがあります。
パソコン及びスマホの不具合を招く恐れもあるため、違法サイトの使用を避けるのが何より重要です。
漫画ロウ(raw)の危険性はウイルスだけじゃない
漫画ロウを使うにあたって、使用端末がウイルスに感染する危険性があることは前述の通りです。しかし、ウイルス感染以外にも危険性は存在しています。
違法漫画サイトは閲覧のみでも罪に問われる危険性が!
違法漫画サイトは、漫画のダウンロードだけでなく閲覧だけで罪になるかも!?
漫画ロウを含む漫画のアップロードサイトは違法サイトに分類されるため、日本の法律上アウトと判定されています。
漫画をサイトにアップロードすると著作権法に引っかかって罪になりますが、例えユーザーであっても違法と知りながらサイトから漫画をダウンロードすると罪に問われてしまいます 。
さらに今後の法改正によって、ダウンロードだけでなくただ閲覧するだけであっても罪に問われるようになる恐れがあります。
昨今、違法アップロードが大きな問題として取り上げられているため、近い将来、閲覧だけでも罪に問われるようになる確率は高いです。
このように違法サイトを利用して漫画を閲覧することは、非常にリスクの高い行動の一つです。
現在利用している方は、これらのリスクを考えて行動しましょう。
個人情報の漏洩にも注意が必要
漫画ロウなどの違法サイトの中には、訪問した人のパソコンやスマホ内のデータを盗みとるものも存在します。
パソコン及びスマホは個人情報の塊であり、「データを盗み取られる」=「個人情報の漏洩」 となります。
一度漏れた個人情報はさまざまなところに流れてしまい、迷惑メールや特殊詐欺などに使われる恐れがあります。
また、クレジットカードの情報が抜き取られてしまうと、クレジットカードの不正利用も考えられます。
殆どの場合、知らない間に盗み取られていますので100%防ぐことは不可能と言えるでしょう。
そのため、何より重要なのは違法サイトにアクセスしないことです。
漫画ロウ(マンガロウ)はいつ閉鎖した?復活は? まとめ
漫画ロウは復活と閉鎖を繰り返してきた過去を持つため、現在閉鎖されていてもまた復活する可能性は十分あります。
しかし、ここまで紹介してきた通り、漫画ロウは違法サイトであるため、閲覧するだけでも高いリスクを負ってしまいます。
また、違法サイトを利用しても漫画家や出版社に利益が一切還元されませんので、漫画業界の衰退にも繋がってしまいます。
本当に漫画が好きなのであれば、日本国内の正規サイトのみを利用するのがおすすめです。