豆腐の消費期限は何日なのでしょうか？賞味期限はいつまでで、切れても食べれらるのでしょうか？
豆腐といえば、湯豆腐やみそ汁、麻婆豆腐に豆腐ステーキなど、さまざまな料理に使えます。
安く低価格で購入できる豆腐は家計にも優しく、特売の品にもよくラインナップしています。
そんな豆腐ですが、安さに惹かれてまとめ買いしてしまい、気付いたら冷蔵庫の中で賞味期限(消費期限)が切れていた経験はありませんか？
せっかく購入したのに賞味期限が切れていたら、食べても大丈夫なのか安全性が気になってしまいます。
安全なら食材を無駄にしないためにも料理に使いたいですよね？
そこで今回は、豆腐の賞味期限は切れていてもいつまでなら食べられるのか？
おすすめの食べ方や保存方法について解説していきます。
豆腐の賞味期限はどれくらい？
を豆腐の賞味期限はどれくらいなのでしょうか？
実は豆腐の賞味期限は、種類や販売状態によって大きく変わってきます。
豆腐が入っているパッケージに賞味期限が記載されていますので、まずは最初にパッケージをチェックしてみましょう。
水入り豆腐の場合
「水入り豆腐」とは、豆腐と一緒に水が容器にたっぷり入っている豆腐を指します。
一丁入りの木綿豆腐や絹ごし豆腐の多くが水入り豆腐に分類されます。
見分け方は、「豆腐が水の中で浮いている状態」=「水入り豆腐」と考えて大丈夫です。
水入り豆腐は大容量タイプが多いですが日持ちしにくく、賞味期限は3～10日程度 しかありません。
充填式豆腐の場合
「充填式豆腐」はパックに隙間なく豆腐が入っている豆腐を指します。
コンパクトサイズで3個セットで販売されていることが多いです。
充填式の豆腐は製造工程の加熱処理によって、しっかり殺菌されています。
そのため、未開封の状態に限りますが賞味期限は1～2か月程度と非常に長い のが特徴です。
豆腐の賞味期限・消費期限の違いに注意
一部例外を除いて日本で販売されている食品には、賞味期限もしくは消費期限をパッケージのどこかに記載することが食品衛生法及びＪＡＳ法で義務付けられています。
賞味期限と消費期限の違いは簡単に説明すると以下の通りです。
- 賞味期限:食品の美味しさや品質が保たれる期限
- 消費期限:食品が安全に食べられる期限
賞味期限は切れていても、未開封のまま冷蔵庫に保存してある状態なら、数日程度であれば食べることが可能です。
それに対して消費期限が切れた食品は食中毒や体調不良を招く恐れがあるため、食べないことが推奨されています。
基本的に賞味期限は消費期限より短い期限が指定されています。
では、豆腐には賞味期限消費期限のどっちが記載されているのでしょうか？
結論から書くと、豆腐には基本的に主に賞味期限が記載されています。
そのため、多少期限が切れていても料理として使う分には問題にはなりません。
豆腐の賞味期限切れはいつまでなら食べてもOK？
豆腐に記載されているのは賞味期限と紹介しましたが、切れても食べられるならどれくらい過ぎても大丈夫なのでしょうか？
あくまで目安ですが賞味期限から2～3日以内であれば、比較的安全に食べることができるでしょう。
3日以上経過すると賞味期限消費期限、どちらであっても腐っている恐れがあるので注意が必要です。
万が一賞味期限が切れた豆腐を食べるとどうなるのかですが、腹痛・嘔吐・下痢・発熱などの症状が現れる恐れ があります。
3日以上過ぎたら廃棄も視野に
賞味期限と消費期限、どちらも過ぎた段階から食べる際にリスクが伴います。
期限が切れてから3日以上過ぎた豆腐は、体への影響も考慮して廃棄も視野に入れることをおススメします。
安全に食べられるかの判断基準は？
豆腐は腐ってくると匂いが臭くなるだけでなく、表面にぬめりが出てきます。
賞味期限や消費期限が切れた豆腐を食べる際は、調理を開始する前に匂いとぬめりを確認してください。
ツンとする匂いがあったり、表面がツルツルではなくヌメヌメしている場合は腐っている可能性が高いので食べずに廃棄しましょう。
期限切れ豆腐のおすすめの食べ方
匂いやぬめりが無くても、期限が切れてしまった豆腐を食べる際は注意してください。
人間が分からないレベルで傷んでいる恐れもあります。
期限切れの豆腐を生で食べるのは絶対にNGです。食べる際は下記の方法を実施してください。
まずは一度加熱して確認
食品に発生する雑菌は熱に弱いので、賞味期限が切れてしまった豆腐は加熱処理をして食べるのがおススメです。
湯豆腐や麻婆豆腐など、しっかり豆腐の中心まで火を通す必要のある料理に使うようにしましょう。
賞味期限内でも確認は必要
豆腐は要冷蔵の食品であり、常温で放置していると一気に傷んでしまいます。
たとえ賞味期限内であっても、保存状態が悪いと傷んでいる恐れがあります。
もし常温で数時間放置してしまった場合は、生食での使用は控えた方がいいでしょう。
豆腐の正しい保存方法
せっかく購入した豆腐は、安全かつ美味しく食べたいですよね？そこで以下に紹介する正しい保存方法を実施してみましょう。
毎日綺麗な水に入れ替える
水入り豆腐は最初から水が入っていますが、そのままの状態だと雑菌がどんどん繁殖していく恐れがあります。
購入してその日のうちに食べる分には問題ありませんが、すぐ食べない場合は中の水を綺麗な水に入れ替えるようにしてください。
また、できるなら毎日1回は水を取り替えることをおススメします。
ちなみに完全密封されている充填式豆腐の場合は、開封しなければ雑菌が繁殖することはないので、未開封のまま冷蔵庫で保存してください。
加熱処理を実施して冷蔵保存
より確実に雑菌の繁殖を抑えたい場合は、豆腐を熱湯に入れて、熱による殺菌処理を実施するのがおススメです。
食中毒の原因となる菌は熱にとても弱いので、熱湯によって殺菌する効果が期待できます。
こちらの場合も容器の水は毎日入れ替えるようにしましょう。
すぐに食べないなら冷凍保存一択
特売でまとめ買いした場合やしばらく豆腐料理をする予定がないのに買ってしまった場合は、長期保存が可能な冷凍保存がおススメです。
雑菌は20℃以上で増殖しやすくなりますが、０℃以下では活動できなくなる特性を持っています。
豆腐を冷凍する際はキッチンペーパーで水気を切ってから、冷凍保存に対応したジップロックに入れて保存しましょう。
豆腐の消費期限と賞味期限 まとめ
豆腐は安くて栄養豊富なので、食卓によく並ぶ食材の一つです。
充填式豆腐でなければ賞味期限は数日で切れてしまうので、購入後はすぐに調理して食べるようにしてください。
賞味期限内に食べることが大原則ですが、豆腐の賞味期限が切れてしまった場合は、殺菌の意味も兼ねて加熱して食べるようにしましょう。
保管する際も常温で放置せず、必ず冷蔵庫に入れるようにしてください。
