ウォンバットが人懐っこいのはなぜ?人間好きでうつ病に!寿命やペットとして飼えるか調査

丸みを帯びた体型と愛らしい顔立ち、ちょこちょこ歩く可愛い姿が特徴的なウォンバット。

全国の動物園で見かけることの多い動物ですが、実はとても人懐っこい性格をしています。

ふれあいの場で餌をやったり触ることができたりする動物園も多く、他の動物と比較してウォンバットを身近に感じる方も多いのではないでしょうか?

今回はウォンバットが人懐っこい理由、そして本当に人が好きなのか?自宅で飼うことはできるのか?について詳しく解説していきます。

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ウォンバットが人懐っこいのはなぜ?理由を解説!

ウォンバットが人懐っこいのはなぜなのでしょうか?理由は大きく3つあります。

それぞれ解説していいきますね!

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動物園で飼育されているウォンバットは人を見かけても恐れることはなく、逆に近くに寄ってくる個体が多数います。

たとえ動物園にいる動物であっても、人に対して警戒心を持つ種類は多く、ここまで人懐っこい動物はとても珍しいと言えます。

では、何故ウォンバットはここまで人懐っこいのでしょうか?考えられる理由を以下にいくつかピックアップしてみましたのでご覧ください。

ウォンバットが人懐っこい理由①:寂しがり屋

小さい頃から人間に飼育されてきたウォンバットは人に懐きやすく、人を見かけると近づいてくる個体が多いです。

野生のウォンバットは群れではなく、単体で行動する習性を持っています。

本来は一生の大半を孤独に過ごすウォンバットですが、人に触れ合うことによって愛情を知り、寂しがり屋になったのではないかと考察されています。

人と接することが当たり前になった動物園のウォンバットが、諸事情で来園客が来なくなった影響によって、いじけてうつ病やノイローゼを発症したとの事例も報告されています。

小さい頃から人間に育てられてきたウォンバットは人間を大切な家族と判断するようになり、ひと時も離れたくないという感情が生まれやすいのかもしれませんね。

ウォンバットが人懐っこい理由②:警戒心が薄いから

野生のウォンバットには天敵として、ディンゴ・タスマニアデビル・オナガイヌワシなどが存在します。

飼育下のウォンバットは野生と違い、これらの天敵の警戒をする必要が一切ありません。

そのため、動物園暮らしが長いウォンバットは天敵に対する警戒心が薄れている個体が多く、知らない人間に出会っても警戒することなく近寄ってきやすいです。

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ウォンバットの寿命や大きさなど基礎知識

ウォンバットの寿命や大きさなど基礎知識

ウォンバットはゾウやライオン、キリンなどと違ってメジャーな動物ではないため、どのような生態を持った動物なのか知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで以下にウォンバットの生態について簡単にまとめてみました。

  • 寿命:野生5~15年、飼育下15~25年
  • 哺乳綱有袋目双前歯亜目ウォンバット科
  • 生息地域:オーストラリア
  • 体長:90~115cm
  • 体重:20~35kg
  • 特徴:草食性、夜行性、視力は悪い、鋭い嗅覚持ち
  • 長い穴を掘って生活する穴居性
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ウォンバットは甘えると寿命が延びるって本当?

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上の生態データで紹介したように、野生と飼育下では寿命が大きく異なります。

飼育下では寿命がとても延びるため、ウォンバットは人に甘えながら育てられると寿命が延びるのではないかと一部で噂されています。

また、ウォンバットは本来繊細な生き物で、ストレスにとても弱い動物だと言われています。

飼育下ではストレスを感じることがなく健康的な毎日が過ごせるため、結果として寿命が延びる要因になっていると考えられます。

ただし、「甘える=寿命が延びる」といった学術的なデータがあるわけではありません。

飼育下での寿命が長いことを理由に、一部の人が噂して広がったのがこの説の発祥だと思われます。

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ウォンバットはペットとして日本で飼える?

可愛くて人懐っこいなら、ウォンバットを飼ってみたくなりますよね?

しかし、個人がウォンバットを飼育することはできません。

生息地域であるオーストラリアでは、ウォンバットは保護対象に指定されている動物の一種であり、飼育や販売目的で日本へ輸入することが禁止されています。

そのため、ペットショップで購入することも不可能です。

オーストラリア国内ではペットとしてではなく、保護活動の一環として飼育している方が一部いるようです。

前述の通り、オーストラリアでもウォンバットは保護対象であるため、保護活動を含む特別な事情がない限り飼育することはできません。

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ウォンバットのペットとしての魅力とは?

ウォンバットは小さい頃から育てることによって、犬や猫などと同じように人に懐きやすい動物に育ちます。

丸々した見た目も愛嬌たっぷりで、見ているだけで癒されること間違いなしです。

また、寿命も長いのでいつまでも家族の一員として、共に暮らしていけるのも魅力的です。

ただし、ウォンバットは鋭い爪が付いているため、爪の手入れがされていない場合、引っ掻かれてしまうと大けがをする恐れがあります。

また、人間に懐かない性格のウォンバットもいますので、そのような個体と接する際は注意が必要です。

さらに、前述の通り個人が購入できない保護対象の動物なので、日本国内での飼育は限りなく難しいと言えるでしょう。

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ウォンバットが人懐っこい理由まとめ

日本の動物園で触れ合えるウォンバットは、人懐っこい個体ばかりです。

あのように人懐っこい性格になったのは、動物園のスタッフによる愛情を込めた飼育の賜物と言えるでしょう。

とても可愛いので飼いたくなる気持ちは分かります。

しかし、保護対象に指定されているウォンバットは、犬や猫のように個人が自宅で飼育することはできません。

飼いたい気持ちをぐっと抑えて、動物園で思う存分触れ合うようにしましょう。

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