男性は数え年で25歳・42歳・62歳が本厄と呼ばれる厄年に該当します。
厄年の男性には、やってはいけないことや気をつけることがあるとされています!
厄年は、災いを意味する「厄」が付いていることから分かる通り、厄年に該当する方は多くの災いがその年の間に降りかかると言われています。
厄年は科学的根拠のない迷信のようなものですが、気にする方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、厄年に該当する男性が厄年にあたる1年間に
- やってはいけないこと
- 気を付けるべきこと
について紹介します。
厄年の男性がやってはいけない事や気をつけることは?
厄年を迎えた方は、神社やお寺で厄払いを受けるのが一般的です。
厄払いを受けない場合も、厄除けのお守りを購入して持ち歩くのも有効とされています。
これらは外から来る厄を遠ざける意味を持ちますが、自らの行動に対してもしっかりと注意を払う必要があります。
とくに以下に挙げる行動は、厄年の方は実行してはいけないとされています。
厄年にはやめた方がいいこと
厄年の方はさまざまな厄が外から襲ってくるとされるため、できるだけ静かに過ごさなければいけません。
新しいことを始める
厄年に新しいことを始めてしまうと、厄がそれに降りかかって上手くいかなくなると言われています。
上記にピックアップした行動は、いずれも人生において「新しいことを始める」に該当するため注意が必要です。
厄年に気をつけること
厄年の男性は「新しいことを始める」とは別に、気を付けるべきことがあります。
それは心身に負担をかけないことです。
厄年を気にして精神的に不安定になりやすい人が多いです。
「病は気から」ということわざがあるように、不安定な精神状態が原因で病気になってしまう恐れもあります。
また、バランスの良い食事を心がけるのも大切です。
規則正しい食生活を送ると、健康になるだけでなく精神的にも安定しやすくなります。
男性の厄年の年齢やタイミングはいつ
お正月に神社やお寺へお参りに行った際、「前厄・本厄・後厄」と記載された看板を見かけたことはありませんか?
これは日本古来の風習である「厄年」に該当するのが、今年何歳になる人なのか教えてくれている看板です。
男性は数え年で25歳・42歳・62歳が本厄と呼ばれる厄年に該当します。
それぞれ前後の歳を前厄・後厄と呼びます。
中でも42歳の本厄は「大厄」と呼ばれ、一生で最も注意すべき厄年と言われています。
前厄と後厄は本厄ほどではありませんが、厄に注意すべき年です。
前厄は翌年に本厄を迎える年なので、本厄に備えた1年を過ごした方が良いでしょう。
2023年の男性の厄年一覧表
2023年に厄年を迎える男性は以下の生まれ年の方です。
厄払いなどは数え年で考えます。
画像出典:ウィキペディア
厄年の時になぜ新しいことをやってはいけないのか
男性の厄年は前述の通り25歳・42歳・62歳 です。
なぜこれらの年が厄年と呼ばれるようになったのでしょうか?実は厄年の由来は定かではなく、陰陽道に由来する説もあります。
厄年に設定された歳は、社会人として働いているときに大きな転換期を迎えやすい歳と一致します。
25歳の男性は、社会人として新人から中堅へと歩みだすくらいの年齢です。
42歳の男性は、会社の中でも重要ポストを任されやすい年齢で、この時にどのくらいの地位にいるかで定年までどうなるか決まりやすいです。
最後の62歳の男性は、定年を迎えた後で、老後生活をスタートする年齢でもあります。
これら3つの歳は精神的・肉体的にも負担が掛かりやすく、体調を崩しやすい年齢でもあります。
そのような年齢で新しいことを始めると、失敗する確率も必然的に高くなります。
厄年に該当する方は、一旦落ち着いて自分の体調や周りの状況を把握してから、行動を起こすようにしましょう。
男性の厄年を怖がりすぎる必要はない
ここまで厄年に関して説明してきましたが、厄年に該当するからと言って絶対に悪いことが起きるというわけではありません。
厄年はあくまで日本に伝わる迷信の一つで、気にしすぎるのも逆に良くないです。
「今がチャンスの新しい事業を立ち上げたいけど、厄年だから後厄が終わるまで待とう」や「彼女との結婚を考えているけど、厄年だからもう少し先に延ばそう」などと考えていると、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
そもそも厄年の存在を気にしていない方もいます。
また、厄年でも新事業が成功する方もいますし、厄年で結婚しても末永く幸せに暮らしている方も数多くいます。
厄年は星座占いや血液型占いの一種だと思って、軽く考えておくのが一番です。
厄年の男性がやると良いこと3選!
厄年の男性がやると良いことをまとめます。
1.神社やお寺で厄払いや厄除けをする
厄年の男性は神社やお寺で「厄払い」や「厄除け」をしましょう。
多少の費用は掛かりますが、厄年の対処法として最も有効だと言われています。
厄払いや厄除けをしたという事実が、精神的に安心する要因にもなってくれます。
2.部屋の掃除や整理整頓断捨離をする
良い運気を呼び寄せるために、部屋の掃除や整理整頓をやるのもおすすめです。
掃除や整理整頓は運を招く行動の一つで、厄年の人がやると良いとされています。
費用が掛からず、思いついたら誰でもすぐに実行できるのが大きなメリットです。
使っていないものやいらないものを処分する断捨離も有効で、不要なものを手放すことで新しいものを手に入れやすいとも言われています。
3.心身ともにリラックスする時間を持つ
最後はリラックスできる時間をいつも以上に増やすことです。
厄年だからと言ってマイナス思考に陥ってしまうと、何をするにも失敗しやすくなったり、イライラしやすくなったりしてしまいます。
定期的にゆったりリラックスできる時間を作ると、前向きな気分に持っていくことができます。
好きな本を読んだりお酒を飲んだり、体を動かすなど、自分の好きなことをやってリラックスするのが一番です。
厄年にやってはいけないこと男性編 まとめ
この記事では、厄年に男性がやってはいけないことや、厄年にやった方がいいことについて紹介しました。
本厄だけでなく前厄や後厄も含めると3年も厄年を過ごすことになりますので、あまり厄年を気にしすぎるのもよくありません。
厄年に何か大きなことをやるのでなければ、いつも通りに暮らすようにしましょう。
結婚や転職など新しいことを始めようと考えている方は、事前に厄払いや厄除けをやっていれば心身ともに安心して進められるようになるでしょう。